疾患と鍼灸(はりきゅう) No.7
風邪と鍼灸(はりきゅう)
風邪の由来
季節の変わり目は気温の変化が激しく、身体のバランスが崩れ、風邪を引きやすくなります。
風邪(かぜ)をそのまま音読みすると「ふうじゃ」と読めます。東洋医学の考えでは「風の邪」により引き起こされる病気と考えられ、「発熱」「寒気」などを主体とする症状を「風邪(ふうじゃ)に侵された」と考えていました。これが、日本で一般化して「発熱」「悪寒」「鼻水」「咳」「のどの痛み」「頭痛」「全身の倦怠感」などの症状を引き起こす病気をまとめて「風邪(かぜ)」と呼ぶようになったのです。
鍼灸の効果
鍼灸は免疫力を高めるため風邪の予防に効果があると言われています。中国では「風邪(ふうじゃ)は百病の長」、日本でも「風邪(かぜ)は万病の元」と言われているくらい風邪が元で大きな病気に発展してしまうことも多いです。日頃から鍼灸マッサージで風邪を引きにくい身体を作って行きましょう。