
鍼灸コンセプト
当院は現在建替え工事中です。
期間は今年いっぱいになります。
工事期間中の診療に関しましてはコチラをご覧ください。
工事全般をお願いしているのは「福島県中央住宅生活協同組合」通称「すまい生協」です。
今日も現場に動きは無し。。。
でも、当初の予定では8月上旬に基礎着工となっているので、この時期に何もないのは、ある意味予定通りってことなんですよね。
地盤改良がなかった分、基礎着工が予定より早まったというだけで。
特に工程が遅れているわけではない。
気長に待ちましょ(^^)
さて、話は変わりますが、皆さんはシックハウス症候群ってご存知ですか?
新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名です。
建物の建設や家具製造の際に利用される接着剤や塗料などに含まれるホルムアルデヒド等の有機溶剤、木材を昆虫やシロアリといった生物からの食害から守る防腐剤等から発生する揮発性有機化合物により室内の空気が汚染され、それが原因で体調不良を起こすとされています。
昔は家に隙間風が吹いていたり、窓やドアを開けっぱなしでも平気だったりしたので、あまりこういう病気にならなかったそうです。
しかし、近年の家は気密性が高くなり、防犯のため窓やドアを開けておく人が少なくなったりしてあまり換気が出来ず、シックハウス症候群が増加したという背景があります。
せっかく新築したのに、ただ暮らしているだけで病気になっちゃうなんて、不幸としか言いようがありません。。。
そこで国が動きました。
2003年、建築基準法が改正され、シックハウス症候群への対策が明記されました。
いわゆるシックハウス法の施行です。
その法律で、建物全館24時間換気する機能を設置するよう義務付けられました。
原因は空気の汚染なわけですから、空気を入れ替えればいいって話ですね。
換気量は1時間あたり住宅の2分の1以上の空気を換気出来るようにと定められています。
それだけ換気出来ればシックハウス症候群は回避できるのでしょう。
最近はあまり聞かなくなりましたよね。
ありがたいです。
換気機能とは、主に吸気と排気を行う機能のことです。
この24時間換気システムは、吸気と排気の仕方で、第一種・第二種・第三種の三種類に分類されます。
まず第一種換気は、吸気と排気を共に機械によって行う換気システム。
次に第二種換気は、吸気を機械で行い、排気を自然に行う換気システム。
最後に第三種換気は、吸気を自然に行い、排気を機械で行う換気システムです。
主に一般住宅で使われているのが、第一種と第三種になり、最も多く採用されているのが、比較的安価で取り付けやすい第三種だと言われています。
第三種換気は、ファンを回して排気を行うことで室内の空気圧を下げ、それによって外の空気を室内に引き込むという仕組みになっています。
効率的ですね。
ただ、自然吸気ですので若干安定性に不安があります。
それに、外の空気がそのまま室内に入ってきますから、エアコンの効率は下がります。
暑い日は熱い空気が、寒い日は冷たい空気が入ってくるわけですからね。
つまり気密性が落ちてしまうというわけです。
それに対して第一種換気は吸気も機械で行いますので、吸排気のバランスが安定して保てます。
そして熱交換式を採用している場合、吸気した外気は室内の温度に近くしてから取り込む形になるので、エアコンの効率を下げることがありません。
熱い空気は冷やして湿度を下げてから、冷たい空気は温めてから室内に取り込むわけです。
これなら気密性も保たれますね。
そして、すまい生協では、その熱交換式第一種換気システムを標準装備としています。
しかもプラズマクラスターを搭載したタイプです。
プラズマクラスターはシャープの空気清浄機に使われている機能で、除菌イオンを発生させ室内の空気を清浄します。
そして全室ダクトで繋がれいるので、家中まとめて空気清浄機に繋がっている感じです。
素晴らしいですね☆
しかし、メリットがあれば当然デメリットもある。
すべてを機械で制御するわけですから、その分電気代がかかります。
それに機械ですから壊れる可能性もあるので、定期的なメンテナンスが必要です。
それでも壊れたら修理費が必要になりますし、ダクトの清掃費用もかかります。
つまり、第三種に比べてランニングコストが高いのです。
それを嫌って敢えて第三種を選ぶ方もいるようです。
でも、私としては第一種の素晴らしい機能を使わないのは勿体ないと思いますし、電気代・修繕費は必要経費と割り切れます。
患者さんのためにもなりますしね☆
いつも綺麗な空気でお出迎え出来るのは、とても嬉しいことです♪
なので、すまい生協が第一種換気システムを採用していて、本当に良かったと心からそう思っています(^^)
ということで、すまい生協の全室換気システムについては、こんな感じですね。
明日は何を書きましょうか?
もう書くことなくなってきちゃいました(^^;
何か考えときまーす(笑)
ではまた明日。
お楽しみに☆彡
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