鍼灸学会レポート No.11

2013.03.04

昨日、私が所属する福島県鍼灸師会青年委員会主催の学術講習会があり参加してきました。場所は郡山市にある国際メディカルテクノロジー専門学校。同校教員の益子先生のはからいにより実現しました。と、書けと益子先生が言うので書きました。

今回の講習会のテーマは「不妊症」。講師に乾マタニティークリニックの菊地先生、三瓶鍼療院の三瓶先生をお迎えし、西洋医学の立場からの最新医療の話や、東洋医学の立場からの不妊症に対する取り組み、可能性の話など、様々な記帳なお話を聞くことが出来ました。質の高い、素晴らしい講習会だったと思います。

当院にも、開業当初から不妊でお悩みの患者さんが多く来院されます。不妊症治療に鍼灸が効果的であることは、一般にも知られてきているようです。上の写真を見てもわかる通り、昨日の講習会はびっくりするほどたくさんの聴講者で溢れました。医療従事者はもちろん、一般の方も参加されていました。不妊治療の関心の高さが伺えます。

しかし、不妊治療の関心が高まるということは、不妊症で悩む方が増加していることの証明です。晩婚化が進んでいることも大きな要因かと思われます。独身の私が言うなって話ですけど…(^^; 少子化もどんどん進んでいます。不妊治療の質を高めていくことが急務なのかもしれません。

当院における不妊治療の取り組み、考え方はこちら をご覧ください。→鍼灸による不妊治療

これで今年度の講習会はすべて終了しました。有意義な一年間でした。来年度も大いに勉強し、多くの先生方と交流を持ちたいと思います。

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