薬害根絶への想い

今から 24 年前、厚生労働省では「薬害エイズ事件」の反省から医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないように、その決意を銘記した「誓いの碑」を厚労省の正面玄関前に設置しました。

その設置された 8 月 24 日を「薬害根絶デー」と定め、今年も昨日8月24日に誓いの碑の前で薬害根絶を訴える集会が行われました。

その集会には遺伝子注射接種により家族を亡くした遺族や現在も後遺症に苦しむ被害者たちが多く参加されました。

その中に、9月30日の「薬害問題を考えるシンポジウムinふくしま」で主催を務める被害者ご遺族の須田睦子さんの姿もありました。

集会の主催者から講演の依頼を受け参列していた須田さん。

予定にはなかったそうですが、思いがけず加藤厚労大臣と話す機会が巡ってきたそうです☟

亡くなられた旦那様の写真を抱き、手と声を震わせながら懸命に被害を訴えたそうです☝

接種事業を即時中止するようにと。

しかし、加藤大臣の対応はとても冷たく、誠意を示してくれることはなかったと…

政府が推し進めた遺伝子注射により大切な家族を失った遺族に対し「ですが助かった命もあります」などと、根拠のない常套句を並べるだけだったそうです。

未曾有の薬害を現在進行形で起こしている厚労省の担当大臣。

その男が、集会中のスピーチで遺伝子注射の被害に一切触れることなく「医薬品による被害を再び発生させないようにする」などとほざきました☟

憤りしか感じません。

これが日本政府です。

国民の苦しみなど何とも思っていない。

この冷酷非道な人間を前に、毅然とした態度で対面した須田さんを心から尊敬します。

ご本人は「伝えきれなかった」と後悔の念を持っておられるようですが、そんなことは決してありません。

少なくとも私たちには伝わりました。

言葉ではなく、薬害を止めたいという想いが。

政府の人間には誰が何を言おうとも届くことはないでしょう。

もはや奴らに何を伝えても変わらない。

伝えなくてはならないのは、未だにそんな政府を信じ、遺伝子注射を受け続ける国民です。

須田さんたち薬害当事者の勇気ある行動が多くの人々の心を動かし、それが原動力となり同じように行動する人が増えれば、マスコミも無視できず国民世論が変わっていくかもしれない。

３年前からこの薬害は必ず起こると声を挙げてきましたが、私の声はとても小さく、誰にも届かず、この被害を止めることが出来ませんでした。

本当は救えたはずの命…

守れたはずの家族…

失わずに済んだ健康な身体、生活…

私が無力なばかり救えなかった多くの方々に心からお詫び申し上げます…

本来、私たち医療従事者が守らなければならなかった被害者の皆さん。

そんな薬害当事者の皆さんに矢面に立って頂くのは、私としては本当に申し訳なく心苦しい気持ちでいっぱいです。

だからこそ、前面に立って戦ってくれている須田さんに心から感謝していますし、その勇気と行動力に尊敬の念を抱いて止みません。

今、薬害シンポジウム開催に向けて共に活動できていることを誇りに思います。

9月30日「薬害問題を考えるシンポジウムinふくしま」の開催主旨は薬害当事者の声を届けることです。

一人でも多くの方に「真実」を知ってもらうために、子どもたちの命と未来を守るために、これからも声を挙げ続けたいと思います。

一緒に戦っていきましょう！！

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「薬害問題を考えるシンポジウムinふくしま」

この現実から目を逸らしてはいけない！

「真実」を知り、自らの意志で行動する！

福島の地から、その一歩を踏み出そう