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新しい生活様式について考える①

報道で見る限りでは、だいぶ人の動きが戻ってきているみたいです。

少しでも活気が戻るのは嬉しいことですね。

それでもやはりすべて元通りとはいかないようです。

感染予防は引き続きしていかなければならない。

「新しい生活様式」という行動指針が出され、それに沿う感染予防生活が求められています。

皆さん一生懸命それを守ろうとしていらっしゃって、、、健気な姿勢に涙がでます。。。

1番の理由は「みんながやっているから」でしょうけど…。

日本人らしいというかなんというか…

その「新しい生活様式」というものに、疑問を感じたりしないのでしょうか…?

どういう意味があるのか?

何故感染予防に繋がるのか?

すべて守らないと感染症対策にはならいないのか?

とりあえず、基本の3つだという「①身体的距離の確保」「②マスク着用」「③手洗い」について考えてみたいと思います。

まず前提として、新型コロナウイルスの感染経路について知っておかないといけません。

感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」の2通り。

感染者の口から飛び出た唾液(飛沫)が目・鼻・口の粘膜に接触することで感染するのが飛沫感染。

手などに付いたウイルスが目・鼻・口の粘膜に直接触れることで感染するのが接触感染です。

ようするに目・鼻・口にウイルスを入れなければ感染しないということですね。

以上をふまえて、先ほどの3つの「新しい生活様式」について考えてみましょう。

①身体的距離の確保は、感染者と2m以上、最低1m以上距離を空けることによって飛沫感染を防ぐということです。

2mというのは咳やくしゃみをした際、唾液の飛距離がそのくらいなので、2m以上空ければ届かないということになります。

最低1mというのは普通に喋るだけでも1m程度唾液が飛ぶ可能性があるため、咳やくしゃみをしなくても最低1mは空けた方が良いということです。

つまり、咳やくしゃみをしない、もしくは咳やくしゃみの際に何等かの方法(ハンカチなど)で口を押えられるのならば、必ずしも2m空ける必要はないということになります。

そして身体的距離というのは正確にいうと身体全体の距離ではなく、先ほど感染経路で説明したように感染者の口から相手の目・鼻・口までの距離ということです。

よって、顔と顔が真正面で向き合い1m以内に近づいて会話をしない限り、飛沫感染のリスクは低いということになります。

この時「真正面で」というのが重要です。

顔の向きが違えば距離はまったく違くなります。

つまり相手の身体との距離が1m以内であっても、相手が後ろを向いていれば飛沫感染するリスクは低くなるということ。

例えば、レジなどに並んだ際、みんな同じ方向を向いて並んでいれば身体の距離が近くても飛沫感染のリスクは低くなりますが、後ろの人に「距離が近いから離れて!」と振り向いて注意をしたりすると逆に飛沫感染のリスクが高くなるということです。

ですので、感染が疑われる人と会話をする、もしくは自分が感染している可能性がある場合に誰かと会話をする際に考慮すべき点は、顔と顔が真正面で向き合った状態で、咳やくしゃみの症状がある場合は2m以上離れる、それが無い場合でも1m以内には近づかないということが飛沫感染を予防することに繋がると結論出来ます。

実際、日本人が1m以内の距離で面と向かって会話をする相手って、家族や恋人、接客を伴う飲食店の方くらいかもしれませんよね。

日本のクラスター発生の多くが家庭内や夜の街だということがその証拠かもしれません。

以上が「身体的距離の確保」についての私の考察です。

では次に「マスク着用」について考えてみましょう。

と、ちょっと長くなりすぎたので、それはまた明日以降にでも。

お楽しみに~。

楽しくはないかな?笑

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