
鍼灸コンセプト
当院は現在建替え工事中です。
期間は今年いっぱいになります。
工事期間中の診療に関しましてはコチラをご覧ください。
工事全般をお願いしているのは「福島県中央住宅生活協同組合」通称「すまい生協」です。
天気予報通り、今日も福島市は雨。
東北地方には大雨になっている所もあり、洪水・土砂災害の危険もあると報道で見ましたが、私の住む地域では雨が降っているものの小雨程度で、今のところ特にそういう気配はありません。
ですが、何が起こるかわからない今日この頃なので、警戒だけはしておきたいと思います。
そして、昨日書いた通り、今日の現場は特に動きなし。
わかっていたことなので、それは別段問題ありません。
ただ、書くことがない(^^;
なので、しばらくは私の一戸建てに対する思い入れや、そこに至る経緯なんかを書いていこうかなって思います。
私にとって、家を建てるということは、夢のまた夢。
遠い遠い、遥か彼方の存在でした。
実は私「夢」という言葉が嫌いなんです(^^;
「夢は寝てみるもの。
夢という言葉を使う以上、それは幻であって手に入るはずがない。
どうしても手に入れたいものなら、夢ではなく現実の『目標』と定め、そこに至る道のりを設定して前に進む努力をしなければならない。
夢のままでは、夢は決して叶わない。」
てなことを、高校生の時「あななの夢は?」というテーマの小論文に書いた記憶があります。
生意気なガキですよね(笑)
でも、この考えては今でも変わっていません。
その私が、家を建てることを「夢」だと思っていた。
つまり「絶対に手の届かない存在」だと思っていたわけです。
今となっては考えも変わり、真面目に普通に仕事して、真面目に普通に生きていれば、誰でも分相応の家を建てることが出来ると思っています。
実際そうですし。
では何故、今まで「新築は夢」と感じてしまったのか?
実は今までに3回、住宅建築にトライして、すべて惨敗に終わっているんです。。。
その経験がトラウマとなり、そのような考えに至ってしまいました。
惨敗したのはすべて私の無知が原因なんですけどね…。
最初のトライは今から10数年前になります。
私がまだ鍼灸学生だった頃。
当時私は学生の身ではありましたが、周囲のご厚意もあり、すでに3000人以上の臨床経験を積むことが出来ていました。
学生にそれだけの環境が与えられることは、大変珍しいことです。
私はその環境をフルに利用し、様々な治療法を試し、研究し、自分が行うのに最も適した治療スタイルを確立することが出来ました。
この治療で地域医療に貢献したい。
そう思い、自分の治療スタイルで仕事の出来る職場を探しました。
が、学生あがりのド新人に、自由に治療をさせてくれるような職場は存在しません。。。
そこで「無いのなら作ってしまえ!」ということで、自分の治療院を開業する決心をしました。
ちなみに、開業して10年以上経った今も、学生時代に確立した治療スタイルで臨床を続けています。
多くの患者さんに必要とされ信頼され今日までこれたことは、自分の信じた道に間違いはなかったことの証明でもあると感じています。
すべてに感謝です☆彡
話を戻して…
開業を考えた時、当然場所を確保しなくてはいけません。
テナントを借りると家賃が高い。。。
住んでいるのも賃貸なので二重になってしまう。。。
ならば、治療院兼自宅を新築してしまえばいい!!
二重の家賃を支払うより、ローンを払っていく方がいいに決まってる☆
そんな考えに至り、早速地元のハウスメーカーに行きました。
ホント、浅はかバカです。。。
当時は学生、ようするに無職。
しかも腕に自信はあると言っても、国家試験前で鍼灸の免許も持っていない。
そんな奴が住宅ローン組めるはずがないでしょう。
当時の私はそんなことも知らない、無知で無謀な愚か者だったのです…。
最初はにこやかに話を聞いてくれたハウスメーカーの人も、私の現状を知るにつれだんだん顔色が曇り…「ちょっとうちでは無理ですね…」と、、、
当たり前の結果ですけどね(^^;
それまでローンなど組んだこともなく、クレジットカードすら持っていませんでした。
お金を借りるということは、それを返せるという根拠が必要なのだということを知りました。
今思うと、ただの世間知らずのバカでしかないのですが、当時の私はこの結果がすごく悔しかったんです。
いつか必ず家を建ててやる!!
そう思いました。
この時はまだ「夢」だとは思ってなかったんですよね。
まだ。
その後、テナントを借りて治療院を開業。
家賃の支払いはかなり厳しかったですが、初年度から多くの患者さんに恵まれ、治療院は黒字で経営をすることが出来ました。
結果は出した!貯金も増えた!今度こそ!!
開業3年目から再び治療院兼自宅の新築に向け動き出します。
と、かなり長くなってしまったので今日はこのくらいでおしまい♪
続きはまた明日(^^)/
お楽しみに☆彡
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