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日常

新しい生活様式について考える②

今日もなかなかの暑さでしたね~。

熱中症で搬送される方も日に日に増えているようです。

この暑さでマスク着用についての危険性が問われています。

今日はその新しい生活様式「②マスク着用」について考えてみましょう。

新しい生活様式「①身体的距離の確保」については昨日の日記をご参照下さい。

さて、昨日も書きましたが、まず前提となるのは新型コロナウイルスの感染経路の把握です。

それは「飛沫感染」と「接触感染」の2つ。

この2つのうちマスク着用で予防出来る可能性があると思われるのは、実は両方です。

まずマスクで口と鼻を覆うことで、飛沫が口や鼻の粘膜に接触するのを防ぐことが出来ます。

そして鼻が覆われているので、不意に鼻をいじりたくなっても触ることが出来ませんし、爪を噛む癖がある人も口が覆われているのでそれも出来ません。

無意識に手で顔を触れてしまう人は結構多いので、それが出来ないということによって接触感染も予防することが出来ます。

つまりマスクを着用することで飛沫感染、接触感染の両方とも予防することが出来る可能性があるということです。

こう書くと「マスク万能!」と思われそうですが、残念ながら上記の効果があったとしても、マスクで感染を防ぐことはほとんど出来ないというのが実状です。

その理由は、まず目が覆われていないこと。

飛沫が目に入れば感染しますし、ウイルスがついた手で目をこすったりすれば接触感染してしまいます。

それに飲食の際は必ずマスクを外さなくてはなりませんし、マスクをしていても性能や着け方によっては細かい飛沫が入り込んでしまいます。

ある国の研究で、マスクをした群とマスクをしない群でどちらが新型コロナに感染する人が多いかを調べたところ、特に感染者数に差がみられなかったという研究結果が出ています。

着けても着けなくても同じということです。

ということで、マスクを着用することで自らの感染を予防する効果は薄いというのが現時点での結論です。

しかし、マスク着用がまったく無意味であるわけではありません。

マスクで口を覆うことで自分の飛沫が飛び散らないよう抑えることは可能ですので、感染者がマスクを着用することで、感染拡大を防止する効果は期待出来るということになります。

咳やくしゃみなどの症状がある場合は当然ですし、無症状の場合でも感染力を持っている可能性があるようなので、感染者もしくは感染が疑われる人は症状が無くてもマスクを着用する意味は十分にあると思われます。

つまり、マスクは自分のためではなく、周りの人のために着けるものだと認識すべきということですね。

ただ、冒頭で書いたように、厳しい暑さの中でマスクを着用し続けることは健康上大変危険であることも認識しなければなりません。

口が覆われている状態は当然暑さを強く感じますし、息苦しさも暑苦しい状態を助長します。

マスク内が高温多湿になれば喉の渇きを感じにくくなり水分補給が少なくなる可能性もあります。

水分補給のためにいちいちマスクを外すのが面倒という心理も働くかもしれません。

そしてマスク内が高温多湿だと細菌などが繁殖しやすい環境となります。

口の中には様々な雑菌がいますので、それらが繁殖し、それを吸い続ければコロナ以外の感染症になる可能性も高くなります。

それに暑い時期だけではなく、常時マスクを着用することで健康被害が出ることも考えられます。

酸素の供給量が少なくなるので心肺機能に負担をかけますし、身体の疲労が取れにくくなり免疫力が低下する可能性もあるかと思います。

さらに、マスク自体が化学物質を含んでいる場合があり、それを吸い続けることでアレルギーなどを発症する可能性も否めません。

洗濯して再利用する場合には合成洗剤や柔軟剤などを使うことでさらに危険な物質を体内に取り込むことになるかもしれません。

よく理解して頂きたいのは、病気はコロナだけではないということです。

むしろ、コロナ以外の病気になる方、コロナ以外の病気で重症化する方、コロナ以外の病気で亡くなられる方の方が圧倒的に多いのだということを忘れないでほしいと思います。

新しい生活様式にマスク着用が基本と定められているためか「マスク着用ありき」ですべてを考えようとする節があるように思えます。

私的には、その考え方が間違っていると感じてなりません。

感染経路を理解した上で、どんな環境ならマスクを外して良いか、どうすればマスクを外せる環境を作れるかを考えていくべきかと私は愚策します。

その環境が作れない場合のみ、感染拡大を防止するためやむを得ずマスクを着用する。

そういう風に多くの方が考えられるといいのかなと個人的には思っています。

極力マスクをせずに生活出来た方が身体に良いに決まっているのですから。

マスクって具合の悪い人が着けるものなんですよ~、みんな思い出して~(笑)

では、マスクを着用せず感染予防をしていくにはどうしたら良いか考えてみましょう。

と、思ったのですが、それは新しい生活様式「①身体的距離の確保」「③手洗い」との兼ね合いもありますので、最後にまとめで書いた方が良さそうですね。

ということで、次は新しい生活様式「③手洗い」について考えてみようと思うのですが、今日も長くなってしまったのでまた明日以降に。

お楽しみに。

まぁ、楽しくはないよね(笑)

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