未曽有の大震災から12年。
あの日のことは今でも昨日のことのように鮮明に思い出せます。
揺れる前の物凄い地鳴りの音。
椅子から腰が浮くほどの縦揺れ。
そして建物が崩れるまで続くのかと思うほど長い長い大揺れ。
あの時、私は治療院に居ましたが、たまたま空き時間で患者さんはいませんでした。
治療中だったらどうなっていたんだろう…
今は当時の教訓から対処方法を考えて臨床にあたっています。
5年ほど前に治療院を新築しましたが、その際も耐震にはかなり拘りました。
耐震等級は最高レベル3。
揺れを抑える制震ダンパーも付いています。
計算上は震度7の地震が3回連続で起こっても耐えられる強度です。
あの地震を経験していると、そのくらいの備えは考えますよね。
年数が経過すると共に、当時の記憶は薄れ、震災を知らない子供たちも増えてきます。
経験は未来を考えるための力になります。
あの未曽有の震災を生き抜いた貴重な経験を次の世代に受け継がなければならない。
より良い福島を、日本を作っていくために。
東日本大震災から12年の今日、あの日に想いを馳せながら、SATORISMの夜を過ごします…(笑)
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