日常

仕事納め

本日をもちまして、令和2年の診療は終了となりました。

最終日もきっちりと満員御礼☆彡

ありがとうございます。

とても充実した1年間でした。

武漢風邪騒動さえ無ければ…。

ただ、今回の騒動のおかげ(?)で、あらためて気づかされることもありました。

それは、医療に携わる者として「真実」を伝えることの大切さです。

医学の知識は非常に専門的で、しっかり勉強しなければ身に着けることは出来ません。

だからこそ我々は曲りなりにも「先生」などと呼ばれる立場になるのだと思います。

「先を生きている」からこそ、身に着けた知識を基に真実を伝え、正しい方向へ導くお手伝いが出来る。

だからこそ我々は絶対に「嘘」をついてはいけない。

絶対にです。

勿論、人間ですから「間違う」ことはあるかもしれません。

しかし故意に「嘘」をつく「騙す」「欺く」そんな行いを「先生」と呼ばれる者は絶対にしてはいけない。

多くの人々が「先生」を信用しているのですから。

にも関わらず「接触を8割減らさないと40万人死ぬ」「2週間後に東京はニューヨークになる」「東京がエピセンターになる」などと、「専門家」を名乗り、「先生」と呼ばれる者たちが平気で「嘘」を垂れ流している。

これだけ社会を混乱させていることに罪悪感はないのか?

そして医療に携わりながら「無知で騙され続ける者」、「気づいていながら閉口し騙されたフリをしている者」、「嘘に便乗し詐欺に加担して利益を得ようとする者」も多く、心の底から軽蔑します。

以前、当院に初めて来られた方で、症状や身体所見などを診て、私では症状を緩和することは出来ても完治させることは難しいと判断し、

「完全に治すのは難しいかもしれませんが症状を和らげることは可能かもしれません。そういう形でもよろしいですか?」

と尋ねました。すると、

「・・・最初から治らないと言われて治療を受ける気になどなるか!!」

と、いきなり怒鳴られました。

どうも経営コンサルタントを生業としているとかで、私のやり方は「商売」ではないと散々怒鳴り散らし、30分以上も説教されました。

その方が言う「商売」とは、メリットだけを強調し購買意欲を高めデメリットは敢えて伝えないで契約を成立させることのようです。

私はそれを「商売」ではなく、限りなく「詐欺」に近いものだと認識しています。

それに、当院が開業当時から掲げるの経営理念の第一は「医療は商売ではない」です。

患者さんにとって不都合な情報でも、私が必要だと判断したことはしっかりとお伝えし、患者さん自身に判断する材料として提供します。

治らない疾患を「治りますよ!」と言って治療を開始することは絶対にありません。

どれだけ理不尽に怒鳴られても、私は屈することはありませんし、信念を曲げるつもりもありません。

てゆうか、私、悪くないですよね?笑

その人のために本当のことを伝えてるのに怒られる意味がわからん(^^;

ということで、私は私の信念に基づいて、真実であると思われる情報をこれからも発信し続けます。

東洋医学における最も崇高な治療は「未病を治す」こと。

「未病」とは、これから病気になる可能性がある状態。

つまり「病気になる前の状態で治す」ことを「未病治」と言います。

それは「予防医療」のことを指しますが、病気を起こしている原因が「社会」であったなら「社会を治す」ことも「未病を治す」ことに繋がります。

今は完全に社会が病んでいる状態です。

私は東洋医学に通ずる者として、未病治を実践していきたいと考えています。

そういう意味で今年は何も出来ず苦しい一年でしたが、来年こそは社会を治す、元に戻す、ノーマルに戻すために、自分に出来ることを続けていきたいと思います。

みんなで頑張っていきましょう!!

今年も一年、本当にお世話になりました。

来年も何卒宜しくお願い致します。

それでは皆さん、良いお年を…(^^)/

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