日常

地震対策(基礎3日目 着工23日目)

当院は現在建替え工事中です。

期間は今年いっぱいになります。

工事期間中の診療に関しましてはコチラをご覧ください。

工事全般をお願いしているのは「福島県中央住宅生活協同組合」通称「すまい生協」です。

今日も現場は動きなし。

土日は雨みたいですし、これで良かったのかも。

来週の動きに期待しましょ。

さて、話は変わりますが、地震大国と言われるほど地震の多いの日本。

ここ福島も東日本大震災という未曽有の地震に襲われ大きな被害を受けました。

その東日本大震災も含め、阪神淡路、新潟、熊本など、近年の大地震や、南海トラフなどの近い将来起こる可能性の高い大地震に対する危機感から、住宅の耐震性についての意識がかなり高まっています。

建築基準法も改正され、耐震性の基準もより一層厳しくなってきているそうです。

第三者による検査も義務付けられ、何度も検査してもらえるようなので、建てる側としてはありがたい話です。

そして、すまい生協の場合、そんな基準を軽くクリアするほど、地震対策は万全だそうです☆

すまい生協の家は昨日書いた通り木造軸組工法なので、基本的に家を支えるのは基礎と柱になります。

基礎は以前書いた通りベタ基礎なので、地面と面で接していますから、加重にも強くて頑丈です。

柱は、オール3.5寸角のエンジニアリングウッド。

エンジニアリングウッドとは、木を原材料に工場で二次加工された木質材料で、そのうち特に強度特性が設計段階で所定の要求水準を満たすように計算され、完成した製品が所定の試験によって所定の要求水準を満たしているものと評価されることにより、強度特性が所定の要求水準を満たしていることが保証された木材製品のことです。

まぁ、ようするに、普通の木材よりも強度が高くなるように加工された木材ってことですね。

そしてそのエンジニアリングウッド全面に耐震パネルを貼るのがすまい生協の標準です。

かなりの耐震構造ですね(^^)

しかし!すまい生協の地震対策はそれだけではありません!

☟の動画をご覧ください☟

これは制震ダンパーと言って、特殊なゴムを取り付けて地震による家屋の揺れを制御する装置です。

動画を見てもらえばわかると思いますが、設置していない方との揺れ具合の差が一目瞭然ですよね。

大地震の場合、本震、余震と何度も大きな揺れに見舞われます。

東日本大震災の時も、毎日揺れていて、地震なのかめまいなのかよくわからないくらい揺れてたことを覚えています。

熊本地震では、大きな余震の後に更に大きな本震に見舞われ、余震では耐えられた家も次の本震で倒れてしまったケースも多かったようです。

この制震装置が付いていれば、揺れ自体を小さく出来るので、複数回大きな地震が来ても、家のダメージを少なく抑えることが出来ます。

そしてなんとすまい生協の場合、この制振装置が標準でついています!!

福島県内の建築業者で、制震ダンパーが標準仕様となっているのはすまい生協だけだと言われています☆

勿論、オプションであればどこでも付けてもらえるはずなので、検討中の方はハウスメーカーさんに相談してみるといいかと思います。

ただ、以前家を建てている方のブログで読んだことがあるのですが、オプションで制震ダンパーを付けてもらった際、下請の大工さんが取り扱い経験がなく、よくわからないまま適当に取り付けられたので、ちゃんと性能を発揮してくれるかわからないというようなことを書いていました。

取り扱いの少ない特殊な装置だと、そういうこともあるんでしょうね。

大工作業は技術ですから、普段行っている作業は洗練されていきますけど、慣れない作業はベテランの方でも難しいのかもしれません。

鍼灸師も同じです。

同じ鍼灸でも、急に知らない治療法をやれと言われたら、なかなか上手くはいかないものです。

日々の臨床で技術は培われていくものですから。

一朝一夕にはいきません。

そういう意味でも、すまい生協の場合は標準で制震ダンパーを付けているので、提携している大工さんは取り扱いに慣れているでしょうから、安心してお任せ出来ます。

制震装置で揺れを抑え、耐震性能で家を守る。

非常に素晴らしい地震対策だと思います(^^)

そんな家に住めるなんて…私は幸せ者です☆

さてさて、そんな地震に強いすまい生協の家ですが、断熱性はどうなんでしょう?

明日はすまい生協の家に使われている断熱材について書きたいと思います(^^)/

お楽しみに☆彡

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