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便利さの裏側にある弱者の苦悩

昨日の日記で焼肉きんぐに一人で行ってきた話を書きました↓

きんぐカルビ│焼肉きんぐ | 院長日記 │ こおり治療院 院長のブログ | 福島市の鍼灸院

いつも行く時は開店直後に入店するようにしています。

それなら並ばずに席に座れるので。

開店時間の少し前に行くと、だいたい2、3組が店の前で待っていて、開店と同時に入店し、私もそれに続いて入店する感じです。

しかし、先日は違いました。

開店しても前の人たちがなかなか入店していかない。

時間と共に行列がどんどん長くなっていくので、私も仕方なく並びました。

なんで開店直後にこんなに混んでるの?と思いましたが、しばらく並んで順番が来て中に入ると、店内の席はガラガラ。

何に並んでいるのかというと、受付のタッチパネルです。

入口付近にあるタッチパネルに人数や希望の席などを入力して番号札を出力しないと席に案内されないシステムになっていました。

以前は店員が人数を確認して空いていればすぐに席に案内する感じだったのに。

人件費削減のためにセルフのシステムを導入しているんでしょうが、多くの人が入店に時間がかかり、席はガラガラなのに行列が出来てしまっていて、結局店員が張り付いて補助しているので、人件費削減になってないじゃんという感じでした。

最近、こういう店が本当に増えていて、正直とても迷惑です。。。

私は視覚に障害を持っています。

全盲ではなく弱視です。

普段の生活にそれほど支障はありませんが、細かい字を読むことが出来ません。

なので、PCやスマホは画面を拡大して文字を大きくしたり、音声読み上げ機能などを使用しています。

しかし、お店のタッチパネルにはそういった機能はありません。

画面に鼻がつくくらい近づかないと文字を読むことが出来ない。

店頭でそれをしていると周りから変な目で見られます。

時間もかかってしまうので、後ろの方に迷惑もかけてしまう。

焼肉きんぐでは店員がいたので全部代わりにやってもらえて助かりましたが、誰もいないのが普通なので、一人でオタオタしてしまう時もあります。

セルフレジとかホントに最悪。

おいそれとコンビニにも入れません。

こういう思いをしている視覚障がい者は大勢います↓

視覚障害者、タッチパネルに困惑 広がるセルフレジ、障壁多く―当事者団体「環境整備も進めて」:時事ドットコム

人手不足を補うために機械化を進めていくことに反対はしません。

多くの人には便利なのでしょう。

しかし、その一方で、一部の障がい者や高齢者が取り残されている現実もある。

そういったマイノリティを一部だからと社会から切り捨てて良いのでしょうか?

周りと同じことが出来ないなら外に出ず家に閉じこもっていろと言うのか?

私は障がい者のためにタッチパネル化を進めるなとは言いません。

ただ、私のように不便を感じる人間がいることを当たり前に受け入れる社会になってほしい。

システムを導入する際に、私のような人間がいた場合の対応策を同時に考慮することを義務付けるなど、法的な整備もしてほしいと願っています。

「障害の有無にかかわらず、誰もが地域社会の一員として、普通(ノーマル)の生活を送れるような社会を目指す」

この理念をノーマライゼーションといいます。

こういった考え方を子供の頃から教育していくことも必要かもしれません。

私は障がい者ですが、健常者の皆さんと同じ目線で同じように暮らしていきたい。

弱者に対して優しい社会であってほしいと切に願います。

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