アメリカとイスラエルがイランへの攻撃を開始してから約1週間が経過しました。
単発的な攻撃と思われていましたが、未だ収束する様子はありません。
ウクライナ戦争のように泥沼化する可能性も出てきました。
一体どうなってしまうのか?
この戦争を始めたトランプ政権に対し、ネットでは様々な声が飛び交っています。
その中でも注目を集めたのは歴史家の茂木誠先生の見解⇩
非常に論理的に現状を分析されています。
この茂木先生の見解に対し、賛否両論の声が上がりました。
それを受けて、茂木先生が更なる見解を出されましたので、こちらも是非ご覧ください⇩
はっきり申し上げますが、私は茂木先生のご意見に賛同いたします。
一部、イランの歴史的背景や情勢の見方に関しては若干見解が違いますが、この戦争にアメリカ側には大義がないという意見は完全に一致しております。
親米保守、拝米保守の皆さんは勿論、トランプ大好き論者の皆さんも、今回の戦争に関して批判することはありません。
私もトランプ大統領のアメリカファーストの政策には感銘を受けますし、日本も追従してほしいと羨ましくも感じていました。
トランプ大統領を中心に、反グローバリズムの流れが拡大していってほしいと期待もしています。
ただ、今回の戦争は、アメリカのためではなく、イスラエルのため、シオニストのための戦争です。
そこに大義は見出せない。
良いところは良いし、悪いところは悪い。
何事も俯瞰して、是々非々で見るべきだと私は思っています。
茂木先生は、今のイランイスラム共和国になる前のパフラヴィー王朝時代には言論の自由もなくイスラム教を弾圧したため革命が起こったと仰っていましたが、細かく言うとイスラム教を禁止したのではなく政治・社会における宗教の影響力を徹底的に排除しようとした(世俗化)というのが正確な表現だと思います。
そのためにイスラムの指導者を排除したり、女性が顔をベールで覆うのを禁止したりしたので、イスラム勢力から反乱が起こったというわけです。
しかし、そのパフラヴィー王朝を支持していたイラン人たちは、イスラム政権になったことで逆に厳しく弾圧されるようになり、多くのイラン人が祖国を追われ世界中に散り散りになりました。
その人たちが今回のアメリカの攻撃を見て世界各地で歓喜の声を上げているのも紛れもない事実です。
そしてアメリカに亡命したパフラヴィー王の息子が再び政権の座に就くことを望む声もあります。
一方、ハメネイ師を殺害され嘆き悲しむイラン国民がいることも、アメリカ・イスラエルの攻撃で罪なき民間人が血を流していることも覆しようのない事実です。
アメリカ=正義・イラン=悪と一方的に論ずるのは、ウクライナ=正義・ロシア=悪と決めつけるのと同義です。
だからと言って、イラン=正義・アメリカ=悪と断じるのもまた違うと思います。
世界を善悪二元論で見るべきではない。
まず事実を事実として捉えること。
その上で俯瞰して世界を見る。
ブレない自分でいたいと思います。
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