院長講演レポート No.1

2013.11.12

いきなり雪が降りましたね。

寒い。。。

まだ11月半ばなのに…。

一ヶ月前はまだ30℃超えたりしてたんですけどね。

恐ろしい。

さて、本日の午前中、福島県立大笹生養護学校で行われた、福島県特別支援学校PTA連合会の研究大会で意見発表をしてきました。

大笹生は市街地より少し山の方にあるので、さらに寒かったです。

この研究大会は、毎年行われていて、思っていたよりもかなり規模の大きい会合でした。

私は、特別支援学校である福島県立盲学校の卒業生として、障がい者が地域で生きていくこと、地域との繋がりというテーマでの意見発表をしてきました

発表は私の経験を元に、主に障がい者側に対して思うことをお話ししました。

健常者と障がい者の間には、まだまだ壁があるように感じます。

しかし、それは双 方の理解が不足しているだけで、お互いが寄合、コミュニケーションを取れれば少しずつ解決していけると私は思っています。

私の場合、健常者として過ごしてきた経験と、障がい者として生きてる今があり、双方の気持ちを理解できます。

健常者の理解が足りないと憤る障がい者もいま すが、健常者が何故理解できていないか障がい者も理解してはいません。

一方的に要求を押し付けるのではなく、相手の立場や現状を理解する努力も必要で、お 互いがお互いを思いやる心を持てれば、必ず歩みよれると思います。

健常者は障がい者を知らないだけです。

身の回りにいないから。

だkら、障がい者は積極的に外に出て、自分の姿を見せるべき。

その姿を見れば、どうサポート すればいいのか、社会をどう変えればいいのか、健常者も考えるきっかけになります。

基本的に、皆さん優しいんです。

困っている人を助けるのは当たり前。

大 体の皆さんがそう思っています。

助けられないのは助けられないだけの理由がある。

だから助けてくれない人が悪いというわけでもない。

そう相手を理解するこ とも大切だと思います。

そして、今助けるのは当たり前と書きましたが、助ける側は当たり前と思ってくれているかもしれませんが、助けられる側は絶対に当たり前だと思ってはいけな い。

助けて頂いたことに大しては、必ず感謝をする。

感謝する気持ちだけは絶対に忘れてはいけない。

これだけは、私も障がい者として肝に銘じて生きていきた いと思っています。

以上のようなことを、もう少し詳しく例えを挙げながらお話ししました。

が、途中ちょっと緊張で言葉がつまってしまって、言いたいことを少し言いそびれたりしちゃいました。。。

らしくないっすね。

とほほ。

私の言葉がどれほど参考になるかはわかりませんが、少しでも何か気づきを与えるきっかけになれば幸いです。

次は12月19日に母校の盲学校でも講演することになっています。

そちらはいわばホームですので、リラックスして楽しくお喋りしたいと思います。

ということで、今日は疲れました。

ふぃぃ。