本日、我が国は79回目となる終戦の日を迎えました。
この「終戦」という言葉に対し「敗戦」とするのが正しいという声をよく聞きます。
東京が焼け野原にされ、2発の原爆を落とされ、あのまま戦争を続けていたら、最終的には本土決戦となり、最期は国民総自決…
あの時、昭和天皇の『聖断』でポツダム宣言を受諾していなければ、きっと日本国は滅んでいたでしょう…
なので天皇陛下が戦争を終わらせた「終戦」であると同時に、負けを認めた「敗戦」であったことも事実だと私は思います。
しかし、東アジアを欧米の植民地支配から解放し、大東亜共栄圏を構築して東アジアの自主独立を目指した大東亜戦争でしたが、日本は敗れはしたものの、あの戦争を機に東アジアの国々は自主独立を果たし今日に至ります。
そもそも、第1次大戦の戦勝国である日本は国際連盟に於いて世界で初めて「人種差別の廃止」を訴えた国です。
実質、それが原因で米英に敵視され、戦争をせざるを得ない状況に追い込まれました。
ですが、その戦争の結果、世界から人種差別はなくなりました。
実際まだ差別はありますが、堂々とは出来なくなりました。
それを考えると、第2次大戦の真の戦勝国は日本であったという考え方も出来るのではないかとも思います。
しかし、現状、日本という国は間違いなく「滅び」に向かって進んでいる…敗戦国なのだと感じざるを得ません。。。
國が滅ぶとはどういうことか?
そもそも国とは何?
國とは人。人が集まり國と成る。
日本とは即ち日本人、大和民族のことです。
日本が滅ぶということは日本人が滅ぶということ。
日本人が滅ぶとは死滅するということ?
違います。
日本人が日本を忘れること。
自分が何者であるかがわからなくなること。
日本人としてのアイデンティティーを失うこと。
その時点で、その人は日本人ではなくなってしまう…
私はそれを「日本の滅亡」と考えます。
もうすでに多くの日本人が日本のことを知りません。
日本の根幹を成す國體とは何かを訪ねて答えられる日本人がどれだけいるでしょうか?
日本の國體とは「天皇、神道、祭事」。
神代より続く日本国は大祭司たる天皇を長とし、祭事で神々と相対し会話し、神より示されたの道を歩む。
これが日本であり、日本国民です。
神?はぁ??と思うかもしれません。
つまりそれこそが滅びへの道…日本人が日本を忘れてしまってきている日本人の現状だということです。。。
先人たちは日本を守るために戦ってくれました。
何としても國體を護持するために命を懸けて下さった。
お陰で今日、かろうじて日本は存続しています。
しかし、日本の成り立ちである「神語り」教育をGHQが廃止し、GHQの占領が解かれても未だに歪んだ歴史教育は続いており、日本人が日本を忘れかけている…
イギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビーは言いました。
「 神話を忘れた民族は100年以内に例外なく滅ぶ」
戦後79年…
100年まであと僅か…
終戦記念日の今日、日本武道館では恒例の戦没者追悼式が行われました☟
終戦から79年 武道館で全国戦没者追悼式 | NHK | 東京都
天皇陛下は必ず「反省」を口になさいますが、真に反省すべきは自主独立の精神を捨て、欧米(国連)に媚び諂い植民地支配を受け入れ続け、偽りの平和を貪ってきたことかと存じます。
堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、この國を護って下さった英霊の皆様方に心から敬意を表すると共に、皆様の想いをどう継いでいくか、次世代に如何に繋げていくか、模索していきたいと思います。
そして、大東亜戦争で命を落とされたすべての御霊に、心より哀悼の意を奉げます。
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