現在、世界的に鍼灸といえば「中国」or「韓国」のように言われてきています。

たしかに鍼灸の発祥は中国大陸で、日本へは奈良時代遣隋使によって伝来したと言われています。

なので中国が本家と言われればその通りです。

それでも日本鍼灸は日本国内で独自に発展し、繊細な刺激で高い効果を出せる医療技術として確立させてきました。

現在日本の鍼灸師のほとんどが行っている鍼の手法「管鍼法」は、日本人の杉山和一によって考案されたものです。

これは世界に誇れる日本の技術だと思います。

先日、私が所属する日本鍼灸師会と国際医療技術財団、そしてベトナム政府保健省伝統医学局の三者機関で、ベトナムの国民医療制度へ日本鍼灸を用いた医療サービスの導入を目指すプロジェクトが立ち上がりました。

鍼灸はその効果だけでなく、非常に安価で、施術を行うのに立派な施設も設備も必要ありませんから、発展途上国のような経済的に豊かでない国にとってはうってつけの医療サービスであると思います。

貧困でまともな医療を受けられないような方々にも、鍼灸ならば対応できることも多くあるはずです。

それに、日本では鍼灸マッサージを視覚障がい者が行えるよう教育するシステムが確立されています。

その教育機関こそ私の母校である視覚支援学校(盲学校)であり、その生みの親も先ほど紹介した杉山和一なのです。

このシステムをベトナムでも導入して頂き、ベトナムの視覚障がい者の生業として確立していければ、視覚障がい者の就労・自立支援に大いに寄与できると考えます。

このプロジェクトは、ベトナム国民の健康増進だけでなく、視覚障がい者の就労支援も兼ねているということで、私もこの活動に大いに賛同しております。

ただ、何を行うにも、当然ですがお金が必要です。

プロジェクトの資金はほぼ日本側で賄うそうです。

そのため、このプロジェクトを支援するためのクラウド・ファンディングが設置されました↓

「日本の鍼灸を世界へ!ベトナムの子どもやお年寄を助けたい!視覚障がいの方へ就労支援」

少ない額ですが、私も早速出資致しました。

今流行りのクラウド・ファンディング。

扱うのは初めてでしたけど、特に難しいことは何もありませんでした。

このプロジェクトに賛同し、ベトナム国民と視覚障がい者を救いたいという方は、ぜひご出資頂ければと思います。

やるからには必ず成果を挙げて頂き、ベトナムを活気づかせると共に、日本鍼灸が世界へ拡散する足掛かりとなるよう、出来る限りのことで応援していきたいと思います。