鍼灸

冬季学術講習会 その②

先日、郡山市にて私が所属する福島県鍼灸師会の冬季学術講習会が開催されました。

第一部はこちらを参照。

そして第2部は「スポーツ鍼灸~私の治療アプローチと実際~」。

講師はいわき市のたけのこ鍼灸館館長の永山先生。

情報通の永山先生らしい、医療界の最新情報満載のご講演でした。

昔は常識として語られていたこと、行われていたことが、今ではまったくの非常識となっていたりして、色々と驚かされました。

酸素カプセルって疲労回復しないんですって笑

今は「これが正しい!」言われている最新の常識も、数年もしたらどうなってるかわかりませんよね。

何を信じて良いのやら、ちょっとわからなくなってしまいます。

そう考えると、数千年も前から医療として行われ現在にまで受け継がれてきている鍼灸は、紛れもなく本物であると言えるのだと思います。

一時のブームや迷信であれば、必ず廃れ淘汰されます。

鍼灸は日本が近代化する際や戦後のアメリカ統治下において、何度も排斥されそうになった歴史があります。

それでも、多くの人々に医療として必要とされ続けてきたため、今日まで存在し続けてきている。

視覚障がい者の福祉のためという意味合いも大きいということも忘れてはいけませんが、国民に必要な医療資源であるということは間違いありません。

もちろん、スポーツ選手にとっても重要なパートナーとなり得ます。

ケガの治療だけでなく、コンディション調整も得意とするところです。

永山先生のところでは、治療だけでなくトレーニングにも鍼灸を取り入れているそうです。

薬を使わないわけですから、ドーピングにもなりませんしね。

まぁ、巨人の沢村投手の件もあり、スポーツ選手にはちょっと思うところもありますが。。。

東京オリンピックも控え、これからスポーツ人気はさらに高まっていくのでしょう。

選手だけでなく、趣味や健康のためにスポーツを行う方も今以上に増えるはずです。

そういった方々にも、鍼灸はきっとお役に立てる医療だと思います。

我々もより一層知識と技術を磨いて、万全の体制を整えていく必要があります。

そういう意味でも、実技を交えた永山先生のご講演は非常に有意義なものでした。

また色々教えて頂きたいです。

ということで、次は第3部、中沢先生による「鍼治の西洋医学からのアプローチと医療連携」。

ですが、また長くなってしまったので今日はここまで。

次回をお楽しみに~。

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